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生成AIコラム

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うさぎでもわかる!ChatGPT Business(旧:Teamプラン)完全ガイド2025年版

はじめに

こんにちは〜!🐰です。今日は、2025年8月29日に「Team」から「Business」へと名称変更されたChatGPTのビジネス向けプランについて、詳しく解説していきますよ〜!

ChatGPT Business(旧:Teamプラン)は、チームでAIを活用したい企業にぴったりなプランです。個人向けのPlusプランと大企業向けのEnterpriseプランの間に位置し、2名から導入できる柔軟性が魅力なんですよね〜🐰

近年、ビジネスシーンでのAI活用は単なるトレンドではなく、競争力を保つための必須要素になってきました。特に中小企業やスタートアップにとって、少人数からでも高度なAI機能を活用できるBusinessプランは、まさに「ちょうどいい」選択肢といえるでしょう。

ChatGPT Business(旧:Teamプラン)の基本情報

名称変更の背景

2025年8月29日、OpenAIは「ChatGPT Team」を「ChatGPT Business」に名称変更しました。でも安心してください!これは名前だけの変更で、機能や料金、利用条件は一切変わっていません。

OpenAIによると、この変更は「お客様がChatGPTをどのように使用しているかをより良く反映するため」とのこと。実際、多くの企業が単なる「チーム」の枠を超えて、ビジネス全体の生産性向上ツールとして活用していることから、より実態に即した名称になったというわけですね〜🐰

料金体系

ChatGPT Businessの料金はとてもシンプルです。

  • 月額料金
  • 月払い:$30/ユーザー/月
  • 年払い:$25/ユーザー/月(約17%お得!)
  • 最小ユーザー数:2名から
  • 最大ユーザー数:149名まで

年払いを選択すると年間で$60/ユーザーの節約になるので、長期的に利用する予定があるなら年払いがおすすめですよ〜🐰

主要機能

ChatGPT Businessの主要機能をまとめると、以下のようになります。

  • GPT-5への無制限アクセス
    最新モデルを制限なく利用可能
  • 高いメッセージ上限(GPT-5)
    virtually unlimited(実質無制限)
モデル利用制限
GPT-5実質無制限
GPT-5 Thinking200リクエスト/週
GPT-5 Thinking mini2800リクエスト/週
GPT-5 Pro15リクエスト/月
  • 社内ナレッジとの連携
    SharePoint、Google Drive、HubSpotなどと接続可能
  • データのトレーニング除外
    企業データがOpenAIのモデル学習に使われない安心設計

ChatGPT Businessだけの独自機能とメリット

他プランでは実現できないBusinessプランの強み

ここからが本題!ChatGPT Businessにしかない機能を詳しく見ていきましょう〜🐰

チーム専用ワークスペース

FreeやPlusプランでは個人のワークスペースしか持てませんが、Businessプランではチーム専用の共有ワークスペースが提供されます。これにより、チーム全体でカスタムGPTやプロンプトテンプレートを共有でき、知識の属人化を防げます。

管理コンソールによる一元管理

IT管理者にとって嬉しいのが、シンプルで使いやすい管理コンソール。メンバーの追加・削除、権限管理、利用状況の確認などが一元的に行えます。Enterpriseプランほど複雑ではなく、IT専門知識がなくても簡単に管理できるのがポイントです。

2名から始められる柔軟性

Enterpriseプランは最低150名からという制約がありますが、Businessプランならたった2名からスタート可能。スタートアップや小規模チームでも、エンタープライズレベルの機能を活用できるんです。

なお、生成AIサービス「ナレフルチャット」では、「ユーザー数無制限」「4万円~の企業単位の定額制」での料金プランを提供しております。
初月無料で生成AIが利用できるトライアル期間も用意しておりますので、生成AIの利活用を検討している企業様は、是非一度導入をご検討ください。

ナレフルチャットについての詳細は、以下リンク先をご参照ください。

Businessプランならではの活用メリット

コスト面のメリット

単純計算してみましょう。5人のチームでPlusプランを個別契約すると…

  • Plus:$20 × 5人 = $100/月
  • Business:$25 × 5人 = $125/月(年払い)

一見Businessの方が高く見えますが、実際には下記のような違いがあります。

  • 2倍以上のメッセージ上限
  • チーム共有機能
  • 管理機能
  • セキュリティ強化

これらを考慮すると、Businessプランの方が圧倒的にコスパが良いんです!

また、Enterpriseプラン(料金非公開 目安として$50~60/ユーザー/月)と比較すると、半額以下で導入できるため、中小企業にとって現実的な選択肢となっています。

機能面のメリット

  • Plusの2.5倍のメッセージ上限
    Plusプラン:3時間ごとに最大160件のメッセージ
    Businessプラン:virtually unlimited(実質無制限)
  • 組織のセキュリティポリシーに対応
    データのトレーニング除外により、機密情報の漏洩リスクを最小化
  • カスタムGPTsの組織内共有
    営業用、マーケティング用、技術サポート用など、部門別のカスタムGPTを全社で活用可能

ChatGPT Businessの強みと活用シーン

チームコラボレーション機能

共有ワークスペースの活用方法

ChatGPT Businessの共有ワークスペースは、まるでチーム専用のAIアシスタント部屋のようなもの。ここでは以下のような活用ができます。

  1. プロンプトテンプレートの共有
    効果的なプロンプトを見つけたら、チーム全体で共有。新入社員もすぐに高品質な成果を出せるようになります。
  2. 部門別カスタムGPTsの作成
  • 営業部門:見込み客へのメール作成GPT
  • マーケティング:SNS投稿生成GPT
  • 技術部門:コードレビューGPT
  1. ナレッジの蓄積と継承
    過去の会話履歴や成功事例をチーム内で共有し、組織の知的資産として活用できます。

チーム内でのナレッジ共有

以下のような活用方法が特に効果的ですよ〜🐰

  • 週次レポートの自動生成
    各メンバーの活動をChatGPTに入力し、統一フォーマットでレポート作成
  • ブレインストーミングセッション
    複数メンバーが同時にアイデアを出し、ChatGPTが整理・発展させる
  • 多言語対応
    グローバルチームでの翻訳・ローカライズ作業を効率化

セキュリティとプライバシー

データのトレーニング除外

これは本当に重要なポイント!ChatGPT Businessでは、企業が入力したデータはOpenAIのモデル学習に一切使用されません。つまり、機密情報や顧客データを安心して扱えるということです。

なお、生成AIサービス「ナレフルチャット」でも、入力したデータはモデルの学習には一切利用されません。
セキュアな環境で、様々なモデルを使い分けたAI活用を実現することができます。

ナレフルチャットについての詳細は、以下リンク先をご参照ください。

企業データの保護

  • エンドツーエンド暗号化
    通信および保存時のデータは全て暗号化
  • SOC 2 Type II準拠
    セキュリティ、可用性、処理の完全性、機密性について第三者監査済み
  • データ保持ポリシー
    明確なデータ保持・削除ポリシーにより、不要なデータの長期保存を防止

管理者権限とアクセス制御

管理コンソールでは以下の制御が可能です。

  • メンバーの追加・削除
  • 役割ベースのアクセス制御(RBAC)
  • 利用状況のモニタリング
  • セキュリティポリシーの設定

2025年の最新アップデート

新機能の紹介

2025年は ChatGPT Businessにとって大躍進の年となりました!以下の新機能が追加されています。

コネクターズ機能(Google Drive、HubSpot等)

社内の様々なツールと連携できる「コネクターズ」機能が登場!これにより、ChatGPTから直接以下のツールにアクセスできるようになりました。

  • Google Drive / SharePoint:ドキュメントの検索・要約
  • HubSpot:CRMデータの分析・レポート作成
  • Slack / Microsoft Teams:過去の会話履歴から情報抽出
  • GitHub:コードレビュー、ドキュメント生成

例えば、「先週のマーケティング会議の議事録から、アクションアイテムを抽出して」といった指示で、瞬時に必要な情報を取得できるのは本当に便利ですよ〜🐰

MCP(Model Context Protocol)によるカスタムコネクター

MCPは、独自のコネクターを作成できる仕組みです。社内の独自システムやデータベースとも連携可能になり、まさに「なんでもつながる」状態に!

技術的な知識は必要ですが、一度設定すれば以下のようなことが可能になります。

  • 社内データベースからの直接クエリ実行
  • 独自APIとの連携
  • カスタマイズされたワークフローの自動化

Record Mode(会議録音・文字起こし機能)

Pro、Enterprise、Businessプランで利用可能になった「Record Mode」は、会議の録音と文字起こしを自動で行い、さらに要約やアクションアイテムの抽出まで行ってくれる優れもの!
(macOSデスクトップアプリでのみ利用可能です。)

活用例:

  1. Zoom会議の内容を録音
  2. ChatGPTが自動で文字起こし
  3. 重要ポイントの要約を生成
  4. ToDo リストを自動作成
  5. 参加者にメールで共有

Deep Research機能

複雑な調査タスクを ChatGPT に任せられる「Deep Research」機能。Web検索と内部データを組み合わせて、包括的なレポートを作成してくれます。

例えば「競合他社の最新動向と、我が社の強み弱みを分析して」といった依頼に対して、以下のような成果物を提供してくれます。

  • 市場分析レポート(引用元付き)
  • SWOT分析
  • 推奨アクションプラン
  • エグゼクティブサマリー

導入前に知っておくべきポイント

制限事項と注意点

利用規約で禁止されている使用方法

ChatGPT Businessを利用する際、以下の行為は厳格に禁止されています。

  • 自動的またはプログラム的なデータ抽出
    ブラウザ自動化ツール(Selenium、Puppeteerなど)でChatGPTを操作
    ChatGPTの出力(Output)の自動収集
  • アカウント共有
    1つのアカウントを複数人で共有することは禁止。必ず人数分のライセンスが必要
  • 第三者へのサービス転売
    ChatGPT Businessを使って独自のAIサービスを構築し、販売することは不可

APIアクセスは別料金

ここは要注意!ChatGPT BusinessプランにはAPIアクセスは含まれていません。APIを利用したい場合は、別途APIプランの契約が必要です。

  • ChatGPT Business:Webインターフェースでの利用
  • API:プログラムからの利用(従量課金制)

うさぎの経験では、多くの企業が最初はBusinessプランで始めて、自動化ニーズが高まってからAPIも併用するパターンが多いですね〜🐰

まとめ

ChatGPT Businessが適している組織の特徴

最後に、ChatGPT Businessが特に適している組織の特徴をまとめてみました!

✅ こんな組織にピッタリ!

1.2名〜149名の中小企業・スタートアップ

  • 少人数でも高度なAI機能を活用したい
  • 成長に合わせて柔軟にスケールしたい

2. セキュリティを重視する企業

  • 顧客データや機密情報を扱う
  • データのトレーニング除外が必須

3. チームコラボレーションを重視

  • 部門間での知識共有を促進したい
  • AIを活用した業務標準化を進めたい

4. IT部門が小規模または存在しない

  • 複雑な設定なしで導入したい
  • シンプルな管理画面で運用したい

5. コストパフォーマンスを重視

  • Enterpriseプランは予算的に厳しい
  • でも個人プランでは機能不足

💡 導入成功のポイント

うさぎからの最後のアドバイス!ChatGPT Businessを成功させるには以下の3つがポイントですよ〜🐰

  1. 小さく始めて大きく育てる
    最初は特定の部門から導入し、成功事例を作ってから全社展開
  2. プロンプトエンジニアリングの教育
    効果的な使い方をチーム内で共有し、スキルアップを図る
  3. 定期的な活用事例の共有
    週次ミーティングなどで成功事例を共有し、活用を促進

ChatGPT Business(旧:Teamプラン)は、まさに「ちょうどいい」ビジネス向けAIソリューション。2025年の新機能により、さらに使いやすく、より強力になりました。

AIの波に乗り遅れないためにも、まずは小規模から始めてみてはいかがでしょうか?きっとチームの生産性が大きく向上するはずです!

それでは、今日はこのへんで〜!ChatGPT Businessで、みなさんのビジネスがさらに飛躍することを願っています🐰✨


参考リンク

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https://x.com/taku_sid
AIエージェントマネジメント事務所「r488it」を創立し、うさぎエージェントをはじめとする新世代のタレントマネジメント事業を展開。AI技術とクリエイティブ表現の新たな可能性を探求しながら、次世代のエンターテインメント産業の構築に取り組んでいます。
ブログでは一つのテーマから多角的な視点を展開し、読者に新しい発見と気づきを提供するアプローチで、テックブログやコンテンツ制作に取り組んでいます。「知りたい」という人間の本能的な衝動を大切にし、技術の進歩を身近で親しみやすいものとして伝えることをミッションとしています。

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