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生成AIコラム
ChatGPTの法人向けプランとは?料金一覧やメリット・注意点を徹底解説

目次:
はじめに
「ChatGPTを社内で使いたいけど、セキュリティは大丈夫?」と不安に感じていませんか。個人向けプランでは情報漏洩のリスクがあり、機密情報を扱う業務での利用をためらう企業は多いでしょう。
その課題を解決するのが、ChatGPTの法人向けプランです。データが学習に使用されないセキュリティ設計に加え、チーム管理機能や無制限のGPT-4o利用により、企業での本格的なAI活用を安全かつ効率的に実現できます。
本記事では、ChatGPTの法人向けプラン「Business」と「Enterprise」の特徴や料金、導入のメリットと注意点を詳しく解説します。法人プラン以外の選択肢として生成AIチャットサービスの活用方法も紹介しますので、自社に最適な導入方法を検討する際の参考にしてください。
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ChatGPTの法人向けプランとは
ChatGPT には法人向けに 「Business」 と 「Enterprise」 の2つのプランがあり、個人向けよりも高度なセキュリティと管理機能が提供されています。
これらのプランは、入力した会話データがモデルの学習に一切使用されないため、機密情報を扱う企業でも安心して利用できます。
さらに、これらのプランの最大の特徴はそのセキュリティ対策です。
チーム利用を前提としたワークスペース、メンバー管理、権限設定、SSO(シングルサインオン)、ログ・セキュリティ管理などの機能が提供されており、組織全体の生成AI利活用を推進する設計になっています。
ここでは、ChatGPTについて以下の3点を詳しく解説します。
- ChatGPTのプラン一覧
- ChatGPT businessの特徴
- ChatGPT enterpriseの特徴
ChatGPTのプラン一覧
ChatGPTには無料版から法人向けまで、利用目的に応じた4つのプランが用意されています。それぞれの料金や主な機能を整理すると、以下の表のようになります。
| プラン | 月額料金(米ドル) | 想定利用者 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 無料版(Free) | $0 | 個人利用 | 基本チャット(モデル制限・メッセージ制限あり) |
| Plus | $20(約3,000円) | 個人利用 | 高度モデル(GPT-4系)利用、優先アクセスなど |
| Pro | $200(約30,000円) | 個人・専門利用者 | より強力モデル・高速応答・拡張機能 |
| Business | $25~30(約3,750〜4,500円) | 小〜中規模チーム | チーム共有・管理機能・セキュリティ強化 |
| Enterprise | カスタム(要見積り) | 大規模組織 | 最高レベルセキュリティ・無制限利用・専任サポート |
BusinessプランとEnterpriseプランの最も大きな違いは、対象となる組織の規模と提供される機能の充実度です。Businessは小規模チーム向けに必要十分な機能を提供し、Enterpriseは大企業向けにカスタマイズやサポートを含めた包括的なソリューションを提供してします。
年間契約を選択することで、月額料金を抑えることも可能です。
各プランの比較や、Enterpriseについては以下の記事で詳しく解説しておりますので、ご参照ください。
参考記事:ChatGPT Enterpriseとは?他プランとの違い・導入時の注意点を解説
ChatGPT Businessの特徴

ChatGPT Businessは、小規模チームを対象とした法人向けプランです。個人向けPlusプランの機能に加えて、チーム管理やセキュリティ機能が強化されており、部署単位やプロジェクトチームでの導入に適しています。
主な特徴として挙げられるのは、以下の機能です。
- GPT-4oを高い利用上限で利用可能
- チーム専用ワークスペース
- 管理コンソールでのメンバー管理
- データの学習利用オプトアウト(標準適用)
- 優先サポート
個人向けプランと比べ、利用制限を気にせず業務に活用しやすい設計となっています。
詳細な機能や活用方法については、以下の記事で解説していますので、ご参照ください。
参考記事:うさぎでもわかる!ChatGPT Business(旧:Teamプラン)法人向け完全ガイド2025年版
ChatGPT Enterpriseの特徴

ChatGPT Enterpriseは、大企業や組織全体での本格的な導入を想定した最上位プランです。セキュリティやカスタマイズ性が最も高い設計になっています。
Enterpriseプランでは、Businessプランの機能に加えて、より高度な機能が提供されます。
- SSO(シングルサインオン)による認証
- 詳細なアクセス制御とログ管理
- 専任のサポートチームによる導入支援
- カスタマイズ可能なセキュリティポリシー
- API利用枠の優先提供
料金は企業規模や利用人数に応じて個別に設定されるため、導入を検討する際はOpenAIへの問い合わせが必要ですが、大規模な組織での展開に適したプランといえます。
詳細については以下の記事をご覧ください。
参考記事:ChatGPT Enterpriseとは?他プランとの違い・導入時の注意点を解説
ChatGPTの法人向けプランのメリット
法人向けプランには、個人向けプランにはない組織利用に特化した機能が多数搭載されています。ここでは、企業がChatGPTの法人プランを導入する主なメリットを紹介します。
- チーム専用ワークスペースによる業務効率化
- 管理コンソールによる一元管理
- 高度なセキュリティ基準
チーム専用ワークスペースによる業務効率化
FreeやPlusプランでは個人のワークスペースしか持てませんが、法人向けプランでは、チーム専用のワークスペースが提供されます。このワークスペース内では、よく使うプロンプトのテンプレートや、業務で作成したカスタムGPTをチームメンバー間で共有できます。
たとえば、営業チームが効果的な提案書作成のプロンプトを作成した場合、そのプロンプトをワークスペースに保存することで、他のメンバーも同じ品質の文書を作成できるようになります。また、カスタマーサポート部門が顧客対応用のGPTを作成すれば、チーム全体で統一された対応品質を維持できます。
ワークスペース機能によってナレッジの蓄積と共有が進み、組織全体の生産性向上につながります。
こちらの機能については、以下の記事でも詳しく解説しておりますので、ご参照ください。
参考記事:うさぎでもわかる!ChatGPT Business(旧:Teamプラン)法人向け完全ガイド2025年版
管理コンソールによる一元管理
法人向けプランには、管理者向けの管理コンソールが用意されています。この管理コンソールを通じて、組織全体のChatGPT利用状況を把握し、適切にコントロールできます。
管理コンソールでは、メンバーの追加や削除、アクセス権限の設定、利用状況のモニタリングなどが可能です。新入社員が入社した際のアカウント発行や、退職者のアクセス権削除といった運用業務を、管理者が一元的に行えます。
また、部署ごとの利用状況を確認することで、どの部門でChatGPTが活発に使われているか、逆にどこで活用が進んでいないかを把握できます。こうしたデータをもとに、社内での利用促進策や教育施策を検討することも可能です。
高度なセキュリティ基準
法人でChatGPTを利用する際、セキュリティ要件は非常に重要です。法人向けプランでは、企業が安心して利用できるセキュリティ対策が標準で提供されています。
取得しているセキュリティ認証

最も重要なポイントは、入力したデータがモデルの学習に使用されない点です。機密情報や顧客データを扱う業務でも、情報漏洩のリスクを最小限に抑えられます。
ChatGPTのセキュリティについて詳しく知りたい場合は、以下の記事で解説していますので、ご参照ください。
参考記事:ChatGPTのセキュリティリスクとは?安全に利用する対策方法を解説
ChatGPTの法人向けプランの注意点
法人向けプランには多くのメリットがある一方で、導入前に理解しておくべき注意点もあります。契約後にトラブルにならないよう、以下のポイントを確認しておきましょう。
- 最低利用人数が定められている
- 1アカウントごとの課金であることを理解する
- 導入前に社内浸透をさせる準備をしておく
最低利用人数が定められている
ChatGPTの法人向けプランには、それぞれ最低利用人数が設定されており、Businessプランは2名以上、Enterpriseプランは150名以上が対象とされています。
Businessプランの場合、1名での契約はできません。個人事業主や少人数での利用を検討している場合は、個人向けのPlusプランを選択するか、後述する生成AIチャットサービスの利用を検討することになります。
Enterpriseプランについては、より厳格で、150名未満の組織では契約できません。また、Enterpriseプランは料金や機能が個別に設定されるため、導入を検討する際はOpenAIへの問い合わせが必要です。見積もりから契約まで一定の時間がかかることも想定しておく必要があります。
組織の規模や利用人数によって、選択できるプランが限定される点には注意が必要です。
1アカウントごとの課金であることを理解する
ChatGPTの法人向けプランは、1アカウントあたりの料金設定となっています。つまり、利用する人数が増えるほど、総額も増加する仕組みです。
たとえば、Businessプラン(年契約)を10名で利用する場合、月額約3,750円 × 10名 = 約37,500円の費用がかかります。組織の規模が大きくなるほど、月額費用も増加するのです。
一方で、法人向け生成AIチャットサービスの中には、アカウント課金ではなく法人単位での定額課金を採用しているものもあります。
たとえば、ナレフルチャットでは利用人数に関わらず法人単位の料金体系を採用しており、大人数での利用を想定している企業にとってはコストメリットが生まれる場合があります。

大人数のチームや全社での導入をお考えの企業様は、ぜひナレフルチャットをご検討ください。
導入規模や利用想定人数を明確にした上で、総額のコストシミュレーションを行うことが重要です。
導入前に社内浸透をさせる準備をしておく
ChatGPTを導入しても、社員が積極的に活用しなければ期待した効果は得られません。法人向けプランの導入を成功させるには、事前の準備と社内浸透の取り組みが欠かせません。
まず、導入目的や期待する効果を明確にし、経営層や関係部署と合意を形成しておくことが重要です。「なぜChatGPTを導入するのか」「どのような業務で活用するのか」を明確にすることで、現場の理解と協力を得やすくなります。
また、導入後は社内研修やマニュアルの整備を通じて、利用方法やベストプラクティスを共有することが効果的です。特に、AIツールに不慣れな社員も多い場合は、基本的な使い方から段階的に習得できる環境を整える必要があります。
生成AIを組織全体に浸透させるための具体的な施策や成功のポイントについては、以下の資料で詳しく解説していますので、無料ダウンロードしてご参照ください。
法人プラン契約以外でChatGPTを社内利用する方法
ChatGPTの法人向けプランは充実した機能を提供していますが、すべての企業に最適な選択肢とは限りません。ここでは、法人プラン以外の選択肢を紹介します。
- ChatGPTのAPIを利用する
- 法人向け生成AIチャットサービスを導入する
ChatGPTのAPIを利用する
ChatGPTのAPIを利用することで、既存の社内システムにChatGPTの機能を組み込むことができます。この方法は、特定の業務フローに特化したAI活用を実現したい場合に有効です。
API利用のメリットは、自社のニーズに合わせたカスタマイズが可能な点にあります。たとえば、社内の問い合わせ対応システムにChatGPTを組み込んだり、業務アプリケーションの一機能としてAIを組み込んだりできます。
料金は使用量に応じた従量課金制となるため、利用規模によってはコストを抑えられる可能性もあります。
GPT-5.2モデル(2025年12月現在最新)を使った場合のAPIの料金
入力:1.750ドル / 100万トークン
出力:14.000ドル / 100万トークン
※英語の1単語=1トークン、日本語の1単語=1〜2トークン
参照:「API 料金」OpenAI
一方で、API利用には技術的なハードルがあります。開発リソースやAIに関する知識が必要となるため、社内にエンジニアがいない企業や、迅速に導入したい企業には向いていません。また、セキュリティ対策やシステムの運用保守も自社で行う必要があるのも難点です。
法人向け生成AIチャットサービスを導入する
法人向けに設計された生成AIチャットサービスを利用する方法もあります。これらのサービスは、ChatGPTをはじめとする生成AIモデルを企業が安全かつ効率的に利用できるように、セキュリティ対策や管理機能を備えたプラットフォームを提供しています。
法人向け生成AIチャットサービスの特徴は、ChatGPTの法人プランと同等以上のセキュリティを確保しながら、より柔軟な料金体系や独自機能を提供している点です。たとえば、複数の生成AIモデルを切り替えて利用できる機能や、社内ナレッジと連携した回答生成機能などが含まれることがあります。
また、導入支援や利用促進のためのサポートが充実しているサービスも多く、社内での定着を重視する企業にとって魅力的な選択肢と言えるでしょう。
次章では、こうした法人向け生成AIチャットサービスのメリットを詳しく解説します。
法人向け生成AIチャットサービスのメリット
法人向けに設計された生成AIチャットサービスは、ChatGPTの法人プランとは異なる価値を提供します。ここでは、こうしたサービスを利用する主なメリットを紹介します。
- ChatGPTの利用環境を迅速に構築できる
- 定着やリテラシー向上の支援をしてくれる
- 安心のセキュリティ対策
- 独自機能が搭載されている
- ChatGPT以外の生成AIモデルも利用できる
ChatGPTの利用環境を迅速に構築できる
法人向け生成AIチャットサービスは、企業がすぐに利用を開始できる環境を提供しているため、ChatGPTの法人プランと比較して、契約から利用開始までのリードタイムが短い点が特徴です。
また、技術的な知識がなくても導入できる点も大きなメリットです。APIを利用する場合と異なり、開発やシステム構築が不要なため、非エンジニアの担当者でも導入を進められます。管理画面から簡単にユーザー登録や権限設定ができ、導入後すぐに業務で活用を開始できます。
定着やリテラシー向上の支援をしてくれる
多くの法人向け生成AIチャットサービスでは、導入後の定着支援や社員のリテラシー向上をサポートする仕組みが用意されています。
具体的には、業務別の活用事例集やプロンプトテンプレートの提供、オンライン研修の実施、導入企業向けのコミュニティ運営などが含まれます。これにより、社員がAIツールを効果的に活用するためのノウハウを段階的に習得できます。
また、専任のカスタマーサクセスが伴走し、利用状況の分析や改善提案を行うサービスもあります。社内での活用が停滞している場合でも、専門家のアドバイスを受けながら利用促進施策を実施できるため、投資対効果を高めやすくなります。
ナレフルチャットでは、プロンプト作成サポート機能や動画教材の提供、公式プロンプトテンプレートの用意など、社内での定着を多角的にサポートしています。

AIツールの導入経験が少ない企業は、このような支援体制が整ったサービスを選ぶことが重要です。
安心のセキュリティ対策
法人向け生成AIチャットサービスは、企業が安心して利用できるセキュリティ対策が施されていることが多いです。
また、多くのサービスでは、入力されたデータが生成AIの学習に利用されないよう設計されています。サービスによっては、通信の暗号化、アクセスログの記録、IPアドレス制限などの機能により、情報漏洩のリスクを最小限に抑えてくれます。
ナレフルチャットは、ISMSやプライバシーマークなどの認証を取得した企業が開発・運営しており、厳格なセキュリティ基準のもとでサービスを提供しています。

企業秘密や個人情報などを多く扱う企業は、ナレフルチャットのようにセキュリティ対策が施されているサービスを使用することをおすすめします。
独自機能が搭載されている
法人向け生成AIチャットサービスには、ChatGPTの標準機能にはない独自の機能が搭載されていることがあります。これにより、より効率的な業務活用が可能になります。
例えば、社内文書やナレッジベースと連携した回答生成機能、複数人での共同作業を支援する機能や、会話履歴の検索・分析機能などが挙げられます。
ナレフルチャットでは、生成AIを活用して実現したいことを入力するだけで、自動で最適なプロンプトを生成する機能を有しています。

これにより、生成AI活用に慣れていない方でも、生成AIの性能を引き出し、効果的に活用することが可能になります。
ChatGPT以外の生成AIモデルも利用できる
法人向け生成AIチャットサービスの大きな特徴の一つが、ChatGPT以外の生成AIモデルも利用できる点です。業務内容やタスクに応じて、最適なAIモデルを選択できます。
例えば、Claude、Gemini、Grokなど、複数のモデルを一つのプラットフォーム上で切り替えながら利用できるサービスがあります。それぞれのモデルには得意分野があり、文章作成ならClaude、データ分析ならGeminiといった使い分けが可能です。
これにより、特定のAIモデルに依存するリスクを分散できるとともに、常に最新かつ最適なAI技術を活用できます。また、OpenAIのサービス障害時でも、他のモデルを使って業務を継続できるという事業継続性の観点からもメリットがあるでしょう。
ナレフルチャットでは、ChatGPT、Claude、Gemini、Perplexity、Grokという5つの主要な生成AIモデルを標準で利用でき、用途に応じた柔軟な使い分けが可能です。

複数モデルの活用により、業務の幅を広げたい企業に適しています。
まとめ
ChatGPTの法人向けプランには「Business」と「Enterprise」の2種類があり、それぞれ小規模チームと大企業向けに設計されています。両プランともGPT-4oを無制限で利用でき、データの学習利用がオプトアウトされるなど、企業での利用に必要なセキュリティ機能が標準で提供されています。
法人プランを活用することで、チーム専用ワークスペースによる業務効率化、管理コンソールでの一元管理、高度なセキュリティ基準などのメリットを得ることが出来ますが、その一方で、最低利用人数の制限や1アカウントごとの課金体系、社内浸透のための準備が必要な点には注意が必要です。
ナレフルチャットは、ChatGPTをはじめとする複数の生成AIモデルを安全かつ効率的に利用できる法人向け生成AIチャットサービスです。
法人単位の料金体系により、大人数での利用でもコストを抑えられるほか、充実した導入支援やセキュリティ対策により、企業での本格的なAI活用を実現できます。
ChatGPTの法人導入を検討している企業は、自社の規模や目的に応じて最適な選択肢を選ぶことが重要です。ナレフルチャットでは無料トライアルも提供していますので、まずは実際の使用感を確認してみることをおすすめします。

ナレフルチャット運営チーム
法人向けクローズド生成AIチャットサービス「ナレフルチャット」の企画・開発・運用を手がけています。
プロンプト自動生成・改善機能や組織内でのノウハウ共有機能など、独自技術の開発により企業の生成AI活用を支援しています。
「AIって難しそう...」という心の壁を、「AIって面白そう!」という驚きで乗り越えていただけるように
日々刻々と変化する生成AI業界の最新動向を追い続け、魅力的な記事をお届けしていきます。


