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生成AIコラム
うさぎでもわかるCopilot議事録生成ガイド!ChatGPTとの違いも徹底比較

目次:
はじめに
毎日の会議お疲れ様です🐰 会議が終わった後、「あー、また議事録書かなきゃ…」って思うことありませんか?
会議中は集中して話を聞いているのに、議事録作成となると一苦労。
- 誰が何を言ったか思い出せない
- 重要なポイントを聞き逃している
- 手作業で書くと1時間の会議に30分以上かかる
こんな悩みを抱えている方も多いはず。でも大丈夫です!AIの力を借りれば、これらの問題をぐっと楽にできるうさよ~🐰
今回はMicrosoft Copilotを中心に、議事録作成を劇的に効率化する方法をご紹介します。ChatGPTとの違いも含めて、どちらがあなたに合っているかも分かりやすく解説していきます。
Microsoft Copilotの議事録生成機能
Copilotってなに?
Microsoft Copilotは、あのMicrosoft 365と完全に統合されたAIアシスタントです。Word、Excel、PowerPoint、そしてTeamsなど、普段使っているツールの中で直接AIの力を借りることができる優れものなんです🐰
主な特徴
- Microsoft 365との統合AI – いつものツールでそのまま使える
- Teams会議での自動議事録機能 – 会議中にリアルタイムで議事録を生成
- リアルタイム文字起こし機能 – 話している内容をその場でテキスト化
普段からMicrosoft 365を使っている方なら、新しいツールを覚える必要がなく、スムーズに議事録作成を自動化できるのが最大の魅力です。
Copilotで議事録を作る手順
Copilotを使った議事録作成には、主に2つの方法があります。それぞれ詳しく見ていきましょう🐰
方法1:Teams会議でレコーディングしてから議事録生成
STEP1:Teams会議の設定方法
- Teams会議を開始する
- 画面上部の「その他のアクション(…)」をクリック
- 「レコーディングと文字起こし」から「文字起こしを開始」を選択

STEP2:文字起こし機能の有効化
- 会議参加者に文字起こしが開始されることを通知
- 右側のパネルに文字起こし結果がリアルタイム表示
- 話者の識別も自動で行われます
STEP3:Copilot機能での自動要約
- 会議後にトランスクリプトのカードが表示される
- 「要約の表示」といった指示でAIが自動要約
- 決定事項やアクションアイテムも自動で抽出

方法2:Teams会議でCopilot経由で議事録生成
STEP1:Teams会議の設定方法
- Teams会議を開始する
- 画面上部の「Copilot」をクリック
- 「すべてのユーザにCopilotを有効にしますか?」から「オンにする」を選択

STEP2:Copilot機能での自動要約
- Copilotのチャット画面が表示される
- 「この内容を議事録形式にまとめて」と指示
- 重要ポイントや決定事項を自動抽出
注意:TeamsのCopilot機能で生成された議事録(トランスクリプト)は、組織の設定によっては会議終了後に削除される場合があります。
方法3:音声ファイルからの議事録作成
Teams会議以外の音声・録画データからも議事録を作成できるのが、Copilotの隠れた便利機能です🐰
STEP1:Wordのトランスクリプト機能を活用
- Wordを開いて「ホーム」タブから「ディクテーション」の下にある矢印をクリック
- 「トランスクリプト」を選択
- 「音声ファイルをアップロード」をクリック

STEP2:対応形式の確認
- WAV – 高音質で文字起こし精度が高い
- MP4 – ビデオファイルからも音声を抽出
- M4A – iPhoneなどで録音した音声
- MP3 – 最も一般的な音声形式
STEP3:音声ファイルの文字起こし
- ファイルアップロード後、自動で文字起こしが開始
- 話者の識別やタイムスタンプも付与
- 文字起こし完了まで数分程度
STEP4:Copilotでの要約・議事録化
- 文字起こし結果をCopilotに渡す
- 「この内容を議事録形式にまとめて」と指示
- 重要ポイントや決定事項を自動抽出
Copilotのメリット
Copilotを使う最大のメリットは、いつものツールで使える手軽さです🐰
1. Microsoft 365との完全統合
- 新しいツールを覚える必要なし
- データの移行や連携設定が不要
- いつものワークフローに自然に組み込める
2. リアルタイム議事録生成
- 会議中にその場で議事録が作成される
- 重要なポイントを聞き逃す心配がない
- 会議後すぐに共有できる
3. 企業レベルのセキュリティ
- Microsoft 365のセキュリティ基盤を活用
- 企業の機密情報も安心して扱える
4. 複数言語対応
- 日本語はもちろん、英語など多言語に対応
- 国際会議でも活用できる
5. 参加者の識別機能
- 誰が何を言ったかを自動で識別
- 複数人の会議でも発言者を明確に記録
- より正確で使える議事録が作成できる
Copilotの利用時の注意点
一方で、Copilotを使う際に知っておきたい注意点もあります。
1. Microsoft 365契約が必要
- Copilot for Microsoft 365は有料サービス
- 既存のMicrosoft 365ユーザーでも追加契約が必要
- 個人利用では費用対効果を検討する必要あり
2. 有料プランでの本格利用
- フル機能を使うには月額約$30/人の追加費用
- 中小企業には負担が大きい場合も
3. 日本語精度の課題
- 英語と比べて日本語の認識精度がやや劣る
- 専門用語や方言の理解に課題
- 重要な会議では事後確認が必須
法人向け生成AIサービス「ナレフルチャット」でも、音声・動画ファイルをアップロードするだけで文字起こし・議事録が完成する「議事録生成」機能を提供しています。
用途に応じたフォーマット・プロンプトが設定可能なので、MTGの目的に応じて自由自在にカスタマイズを行うこともできます。
初月無料で生成AIが利用できるトライアル期間も用意しておりますので、生成AIの利活用を検討している企業様は、是非一度導入をご検討ください。
ナレフルチャットの議事録生成機能についての詳細は、以下リンク先をご参照ください。
【徹底比較】Copilot vs ChatGPT 議事録対決!
ここからは、Copilotと人気のChatGPTを比較してみましょう🐰 どちらも議事録作成に使えますが、それぞれ特徴が大きく異なります。
ChatGPTの議事録生成機能とは
ChatGPTの基本情報
- OpenAIの対話型AI – 高い言語理解能力を持つ
- 文章生成・要約の得意分野 – 自然で読みやすい文章を作成
- プロンプトによるカスタマイズ性 – 細かい指示で思い通りの出力が可能
ChatGPTで議事録を作る手順
方法1: Record Mode機能(2025年最新)
- 利用条件:macOSデスクトップアプリ + ChatGPT Plus/Teamプラン
- 最大120分の録音・文字起こし・要約が可能
- Canvas機能での出力と編集
- タイムスタンプ付き引用で会議の振り返りが簡単
方法2: 従来の文字起こしツール連携
- 別途文字起こしツールで音声をテキスト化
- ChatGPTに文字起こし結果を入力
- 詳細なプロンプトで議事録を生成
使いやすさ比較
| 項目 | Copilot | ChatGPT |
|---|---|---|
| セットアップ | Teams連携で簡単 | 別途ツール準備必要※ |
| 操作性 | ワンクリックで生成 | プロンプト入力必要 |
| 自動化度 | 高い | 中程度 |
※Record Mode使用時は簡単
セットアップの簡単さ、全体的な手軽さではCopilotが有利です。Teams会議の延長でそのまま使えるのは本当に楽ちんうさよ~🐰
一方、ChatGPTは初期設定に手間がかかりますが、一度設定すればどんな環境でも使える柔軟性があります。
精度・品質比較
Copilotの強み
- Teams会議との完全統合 – 会議の流れを完全に把握
- リアルタイム議事録生成 – その場で内容を確認・調整可能
- 参加者識別機能 – 誰の発言かを正確に記録
ChatGPTの強み
- 高い文章生成能力 – より自然で読みやすい議事録
- 柔軟なカスタマイズ – 企業独自のフォーマットに対応
- Record Mode機能 – 音声から直接高品質な議事録を生成
文章の質ではChatGPTが一歩リードしていますが、統合性と使いやすさではCopilotが優秀という印象です🐰
コストとプラン比較
Copilot
- Microsoft 365契約が前提(月額約2,249円〜)
- Copilot for Microsoft 365(月額$30/人)
- 合計:月額約6,000円〜/人
ChatGPT
- 無料プランでも利用可能(制限あり)
- ChatGPT Plus(月額$20)
- Record Mode利用にはPlus/Teamプラン必要
- 合計:月額約3,000円
コスト面ではChatGPTが圧倒的に有利ですが、Copilotは既にMicrosoft 365を使っている企業なら追加コストのみで済みます。
こんな場面ではこっちがおすすめ!使い分けガイド
どちらを選ぶべきか迷っている方のために、シーン別のおすすめをまとめました🐰
Copilotがおすすめなケース
✅ Microsoft 365を既に利用している企業
- 追加コストが最小限
- 既存ワークフローに自然に統合。
- IT部門の管理負担も少ない
✅ リアルタイムでの議事録生成が必要
- 会議中に内容を確認したい
- その場で参加者と共有したい
- 即座にアクションアイテム(具体的なタスク)を決めたい
✅ セキュリティを重視する場面
- 機密情報を扱う会議
- コンプライアンス要件が厳しい
- 企業のデータガバナンスを重視
✅ Teams会議が中心の組織
- 日常的にTeamsを使用
- リモートワークが多い
- 社内会議がメイン
ChatGPTがおすすめなケース
✅ 様々な会議ツールを使用
- Zoom、Google Meet、対面会議など
- ツールを統一できない環境
- 柔軟な対応が必要
✅ 個人利用やフリーランス
- コストを抑えたい
- Microsoft 365を使っていない
✅ 議事録フォーマットにこだわりたい場合
- 読み手に応じた調整が必要
- 文章の質を重視
議事録AI活用のコツと注意点
どちらのツールを選んでも、より良い議事録を作るためのコツがあります🐰
より良い議事録を作るコツ
1. 会議前の準備
- アジェンダを事前に共有
- 重要なキーワードをAIに伝える
- 参加者の名前を事前登録
2. 効果的なプロンプト設計(ChatGPT使用時)
以下の会議の文字起こしから、下記の形式で議事録を作成してください。
【必須項目】
日時・参加者
議題ごとの要約
決定事項
アクションアイテム(担当者・期限付き)
次回会議の予定
【文字起こしデータ】
[ここに文字起こし結果を貼り付け]
3. 生成後の確認ポイント
- 事実関係の正確性
- 重要な決定事項の漏れ
- 担当者・期限の明確性
- 参加者の発言内容
注意すべきポイント
1. AI生成内容の確認の重要性
AIは便利ですが、完璧ではありません。特に重要な会議では、生成された議事録を必ず人間が確認しましょう。
2. 機密情報の取り扱い
- 企業の機密情報をAIに入力する際は注意
- 社内ガイドラインに従って使用
- 必要に応じてデータの削除や匿名化を実施
3. 参加者への事前説明
- AIによる議事録作成を事前に伝える
- 録音・文字起こしの同意を得る
- プライバシーに配慮した運用
まとめ
いかがでしたか🐰 Copilotを中心とした議事録AI活用、とても便利そうでしょう?
簡単にまとめると
- Copilotは統合性が魅力 – Microsoft 365ユーザーなら迷わずコレ
- ChatGPTは柔軟性が魅力 – カスタマイズ重視ならこちら
どちらも素晴らしいツールなので、まずは無料で試してみることをおすすめします。
今すぐ始められるステップ
- Copilot – Microsoft 365を使っているなら無料版から試す
- ChatGPT – 無料プランで簡単な議事録作成を体験
- 使い勝手を比較して自分に合う方を選ぶ
議事録作成の負担が減れば、もっと重要な仕事に集中できるはず。AIの力を借りて、効率的な働き方を実現していきましょう🐰
それでは、快適な議事録ライフを!
あなたも生成AIの活用、始めてみませんか?
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知識ゼロの状態からでも、スムーズに生成AIの活用を始められます。

taku_sid
https://x.com/taku_sid
AIエージェントマネジメント事務所「r488it」を創立し、うさぎエージェントをはじめとする新世代のタレントマネジメント事業を展開。AI技術とクリエイティブ表現の新たな可能性を探求しながら、次世代のエンターテインメント産業の構築に取り組んでいます。
ブログでは一つのテーマから多角的な視点を展開し、読者に新しい発見と気づきを提供するアプローチで、テックブログやコンテンツ制作に取り組んでいます。「知りたい」という人間の本能的な衝動を大切にし、技術の進歩を身近で親しみやすいものとして伝えることをミッションとしています。


