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月20時間削減を実現|コード生成で“できなかった業務”を社内で完結へ

【導入事例】山喜株式会社

山喜株式会社は、シャツを中心としたアパレル製品の企画・製造・販売を手がけるメーカーです。国内外に生産拠点を持ち、卸売と自社販売の両軸で事業を展開しています。
同社では2025年6月よりナレフルチャットを導入し、現在は管理部門を中心としたメンバーで生成AIの活用を推進。プログラムコードの生成やバグ調査、監査業務の効率化など、実務に直結した活用が進んでいます。
今回は、情報システム部の皆さまに、導入の背景や活用方法、得られた効果、今後の展望について伺いました。

導入企業

山喜株式会社

大阪市中央区上町1-3-1

https://www.e-yamaki.co.jp/

山喜株式会社

情報システム部 部長

Aさま

山喜株式会社

情報システム部 リーダー

Bさま

山喜株式会社

情報システム部 チーフ

Cさま

導入企業と生成AIの利用状況

シャツを中心に展開する山喜株式会社の店舗

── はじめに山喜株式会社の事業内容について簡単に教えてください。また、担当業務についても教えてください

Aさま:

山喜株式会社は、シャツを中心としたアパレル製品の企画・製造・販売を行うメーカーで、主にビジネス用途のワイシャツに強みを持っています。

国内外に生産拠点を有し、卸売および自社販売を展開しています。

私たちは情報システム部に所属しており、社内システムの管理・運用に加え、サーバー、PC、ネットワーク機器などのIT機器管理全般および、情報セキュリティに関する業務を担当しています。

── ナレフルチャット導入前、生成AIの業務活用は行っていましたか?また、その際の課題やお悩みを教えてください

Aさま:

導入前は、無料版のChatGPTを業務で利用していました。

ただ、個人名や社名などの重要情報は入力できないため、「A社」「B社」といった形社に置き換えて使っていました。

また、業務監査室を兼務していたため、社内規定に基づいた判断が求められる場面が多く、それらをAIに読み込ませて回答できる、いわゆるRAGのような仕組みを実現したいと考えていました。

実際にAzureを使ったRAG環境にも挑戦しましたが、設定が難しくトライアル段階で断念しました。加えて、問い合わせても十分なサポートが得られなかったことや、社内規定をアップロードすることへの情報漏えいリスクの不安もあり、活用を進められなかったのが当時の課題です。

ナレフルチャット導入の背景

──ナレフルチャットを知ったきっかけと、数ある生成AIツールの中からナレフルチャットを選んだ理由や決め手を教えてください

Aさま:

株式会社ハイパー(ナレフルチャット販売代理店)からナレフルチャットをご紹介いただきました。

ちょうど生成AIの活用を模索していたタイミングでもあり、「まさに探していたサービスだ」と感じて、すぐにトライアルに申し込みました。

他社サービスも検討しましたが、1ユーザーいくらという料金体系が多い中、ナレフルチャットはユーザー数無制限で利用でき、クレジット制での上限管理となっているのが特徴的でした。実際には利用頻度に個人差があるため、全体で見たときに非常に合理的で、魅力的だと感じた点が導入の決め手になりました。また、RAG機能が搭載されているところもポイントでしたね。

Bさま:

私は、以前グラフィックやWebデザインの業務に携わっていたこともあり、画像生成系の機能が使える点に魅力を感じました。特に「Nano Banana(Gemini 2.5 Flash Image)」が利用できる点は大きかったです。通常であれば、画像生成ツールは別途契約が必要になるケースが多いですが、ナレフルチャットの中で一括して利用できるのは利便性が高いと感じました。実際、デザイン領域に関わるメンバーからも「Nano Bananaを使いたい」というニーズは多く、その点でも導入価値を感じました。

Cさま:

もともと社内トラブル対応や調査の中で生成AIを活用しており、パソコンの設定などを調べる際に、一定の解決策や調査のヒントを得ていました。

ナレフルチャットは、そうした業務での活用をよりスムーズに行える点に加え、文章作成のサポート機能が充実していて、情報システム部で使用する専門的な表現を、相手に伝わりやすい言葉へ言い換えられる点は大きなメリットだと感じました。

──ナレフルチャットを社員全員に提供していますか?また、社内でのナレフルチャットの利用者数を教えてください

Aさま:

現状では、管理部門の16名のみに導入しています。

1カ月で70%ほどの利用率なので、今後はクレジットの使用状況を見ながら、徐々に展開していきたいと考えています。

──従業員への浸透に向けて、工夫されたことはありますか?

Aさま:

特に大きな工夫はしていませんが、最初に勉強会は実施しました。

具体的な事例を示しながら画面を映して、こういう使い方ができるよという説明を社内で行いました。

皆さん割と興味を持ってくれて、「これでこんなことができるんだ」と積極的に使ってくれる雰囲気だったので、比較的浸透はしているのかなと思います。

──ナレフルチャットの具体的な活用方法を教えてください。また、従業員の間で特に人気の使い方やプロンプトがあれば教えてください

Aさま:

部署ごとに様々な活用をしています。財経部では、決算資料などの内容チェックに活用しています。また、システム関連ではプログラムコードのたたき台生成や、バグの原因調査などにも使っています。

業務監査では、RAG機能を活用し、「あるべき統制内容」と「現状の統制内容」を比較して、矛盾点や問題点の洗い出しに役立てています。AIがたたき台を出してくれるので、それをベースに判断していけばよく、業務の負担はかなり軽減されました。

Cさま:

監査業務の中で、「この判断で問題ないか」と迷った際に、ナレフルチャットに相談する形で活用しています。過去の事例と照らし合わせながら、こういった指摘をしてよいのか確認できるので、判断の材料として非常に助かっています。

最初はAIの回答をどこまで信頼してよいか迷いもありましたが、他のツールと比較しても同様の回答が得られることを確認したうえで活用することで、安心して使えるようになりました。結果として、意思決定の後押しになっていると感じています。

ナレフルチャット導入後の効果

──ナレフルチャットの導入効果を教えてください

Aさま:

一番大きな効果を感じているのは、プログラムコード生成の領域です。

専門的に開発を行っているわけではないため、これまでは対応が難しかった処理も、ナレフルチャットに要件を伝えながらやり取りすることで、コードのたたき台を作成できるようになりました。

その結果、本来であれば外注が必要だった案件を社内で対応できるケースも増えています。

実際に、コード生成やバグの原因調査、既存コードの改善といった業務では、月間で約20時間の工数削減につながっており、最もインパクトの大きい活用領域だと感じています。

また、管理部門全体ではそのほかにも、監査業務における不備の洗い出しや、メール文章の作成、契約書チェック、文書の校閲など幅広い業務で活用しています。

例えば監査業務では、規程に基づいた確認作業が効率化され、1件あたり30分かかっていた作業が5分程度に短縮されるなど、全体として業務効率と品質の両面で改善を実感しています。

──ナレフルチャット導入を通じて、従業員の生成AIに対する意識や使い方に変化を感じていますか?

Aさま:

大きな変化があったというよりは、これから当たり前の存在になっていくという認識に変わりつつあると感じています。実際に利用しているメンバーの間でも、「パソコンと同じように必須のインフラになっていくのではないか」という声が多く挙がっています。

一方で、現時点ではまだ使い込みきれていない部分もあり、活用の余地は残っていると感じています。ただ、今後はスマートフォンやパソコンと同じように、業務に欠かせない存在になっていくのではないかと考えています。

今後の展望

──貴社のビジョンの中で、生成AIを活用して実現したいことはありますか?

Aさま:

今後は、売上分析などのデータ活用領域にも生成AIを活かしていきたいと考えています。

例えば、データをもとにした分析や示唆出しを、より手軽に行えるようになることで、業務全体の意思決定の質やスピードを高めていきたいです。

現状の環境でも一定の対応は可能だと感じていますが、今後さらに活用を進めていくことで、より高度なデータ活用を実現していきたいと考えています。

──最後に、生成AIを活用する重要性について感じていることや、生成AI導入を検討している企業へ向けて、アドバイスやメッセージがあればお願いします

Aさま:

生成AIは「何でも自動で答えを出してくれるもの」と捉えるのではなく、あくまで思考の壁打ちや業務の補助をしてくれる存在として活用することが重要だと感じています。

最終的な判断や意思決定は人が行う前提で使わないと、導入しても期待した効果は得られにくいと思います。

また、現場では「どう使えばいいかわからない」という声も多く、ツールを導入するだけでなく、活用方法を社内で共有していくことも重要だと考えています。

Cさま:

まずは実際に使ってみて、慣れていくことが大切だと思います。

使うことで理解できる部分もあるので、触れていくだけでも違いはあると感じています。

今のうちから使っていかないと、今後差が出てくる可能性もあるのではないかと思っています。


本事例の導入支援協力:ナレフルチャット販売代理店「株式会社ハイパー」

ナレフルチャットアプリアイコン

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