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生成AIコラム

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スマホアプリ版ChatGPTの料金や設定・活用方法を徹底解説

はじめに

「外出先でもChatGPTを使いたいのに、毎回ブラウザを開くのが面倒」「スマホアプリがあるって聞いたけど、料金はどうなっているの?」と感じたことはありませんか?

実は、ChatGPTには専用のスマートフォンアプリが提供されており、ブラウザ版と同様の機能を手軽に利用できます。
しかし、アプリの存在を知っていても、料金体系や設定方法、効果的な活用法について詳しく理解している方は意外と少ないのが現状です。

そこで、本記事では以下の内容を中心に、スマホアプリ版ChatGPTのすべてを包括的に解説します。

  • スマホアプリ版ChatGPTの料金プランと機能の違い
  • アプリのダウンロードから初期設定までの手順
  • 日本語設定や有料プランへの切り替え方法
  • 検索・文章生成・音声会話・画像生成などの活用術
  • ChatGPT以外のおすすめ生成AIアプリとの比較

スマホでAIを効果的に活用したい方は、ぜひ最後までご一読ください。

なお、ナレフルチャットなら複数の生成AIモデルを一つのスマホアプリで利用でき、用途に応じて最適なAIを使い分けることができます。
ブラウザ版でも好評の「プロンプト自動生成」機能もスマホから利用できますので、AIに関する専門知識がなくても、高精度な指示文(プロンプト)を簡単に作成できます。
より幅広いAI体験をお求めの方は、アプリ版「ナレフルチャット」(iOSAndroid)のご利用も是非ご検討ください。

ChatGPTはスマホアプリでも利用可能

ChatGPTは、iOSとAndroidの両方でスマートフォンアプリが提供されており、スマホからでも手軽に利用できます。

Webブラウザ版とほとんど同じ機能を使うことができ、同期することも可能です。

ブラウザ版とは違い、デフォルトで音声認識機能を利用したチャットの入力にも対応しています。

スマホアプリ版でできること

  • リアルタイム検索: 最新情報を対話形式で検索・収集
  • 壁打ち・文章生成: アイデア整理やメール・SNS文の作成サポート
  • ファイル・画像要約: カメラ撮影した文書やPDFの内容分析・要約
  • 音声会話: 自然な音声での対話・会話練習
  • 画像生成: テキスト指示から画像を作成
  • 外出先での活用: いつでもどこでも手軽にAI活用が可能

各機能の詳細な使い方や具体例については、後述の「スマホアプリ版ChatGPTの主な活用方法」のセクションで詳しく解説します。

スマホアプリ版ChatGPTの料金

スマホアプリ版の料金もWebブラウザ版の料金形態と変わりはありません。

無料版では制限のかかる機能も多くありますが、有料版では$20/月(約3,000円)の「Plus」、$200/月(約30,000円)の「Pro」、企業で使える1ユーザあたり$25/月(約3,700円)の「Team」と様々なプランが用意されています。利用頻度や利用したい機能によって、最適なプランを選択できます。

無料版PlusProTeam
$0/月(0円)$20/月(約3,000円)$200/月(約30,000円)$25/ユーザー/月(約3,700円/ユーザー)※年額課金

無料版でも多くの機能を利用できます。

  • GPT-5(2025/08/07リリース最新モデル)の利用
  • ウェブ検索によるリアルタイムデータの反映
  • Deep Research、画像生成機能の利用

その他の機能については以下の表をご覧ください。

機能無料版PlusProTeam
高度な音声制限あり
画像生成制限あり
データ分析制限あり
ファイルアップロード制限あり

スマホアプリ版ChatGPTの始め方

ここからはChatGPTをスマホにインストールし、実際に使えるようになるまでの流れを、初心者の方にも分かりやすくご説明します。

1.スマートフォンにアプリをインストールする

まずはスマートフォンでApp Store(iOS)またはGoogle Play Store(Android)を開き、検索バーに「ChatGPT」と入力して検索します。

注意:類似アプリが多数存在するため、OpenAI社が開発した公式アプリであることを必ず確認してください。

2.アカウント登録する

アプリをダウンロードしたら、OpenAIアカウントの作成が必要です。アプリを起動すると、以下の選択肢が表示されます。

  • 新規登録:新規でアカウントを作成する場合
  • ログイン:既にアカウントをお持ちの場合

新規登録の場合は、メールアドレスまたはGoogleアカウント、Appleアカウントでの登録が可能です。メールアドレスで登録する場合は、以下の手順で進めてください。

  1. メールアドレスとパスワードを入力
  2. 氏名・生年月日を入力
  3. 利用規約とプライバシーポリシーに同意

これでアカウント登録が完了し、すぐにChatGPTを利用開始できます。

各種設定方法

ChatGPTアプリをより快適に活用するために、最初に行っておきたい基本設定をご紹介します。
有料プランへの切り替えや言語設定など、用途に応じてカスタマイズしましょう。

有料プランに切り替える

より高度な機能を利用したい場合は、有料プランへの切り替えがおすすめです。
手順は以下の通りです。

方法1:直接アクセス

  1. アプリ画面上部の「アップグレードする」をクリック
  2. ¥3,000でアップグレードする」を選択
  3. 支払い方法を入力して決済を完了

方法2:設定画面経由

  1. 左上のハンバーガーメニューアイコン(2本線)をクリック
  2. 画面下部のユーザー名アイコンをクリック
  3. 設定」画面で「サブスクリプション」または「ChatGPT Plusにアップグレードしましょう」を選択
  4. ¥3,000でアップグレードする」を選択
  5. 支払い方法を入力して決済を完了

注意点:iOS版とAndroid版で決済方法が異なります。iOS版はApp Store、Android版はGoogle Playの課金システムを通じて決済されるため、料金がわずかに異なる場合があります。

言語設定を日本語にする

ChatGPTアプリの言語設定を日本語に変更する手順をご紹介します。

  1. 左上のハンバーガーメニューアイコン(2本線)をクリック
  2. 画面下部のユーザー名アイコンをクリック
  3. 設定画面で「App Language」を選択
  4. 優先する言語を押下し「日本語」を選択
  5. アプリを再起動して設定を反映

ただし、ChatGPT自体は多言語対応しているため、言語設定を変更しなくても日本語で質問すれば日本語で回答してくれます。設定変更は主にメニュー表示の言語を変更する場合に行います。

スマホアプリ版ChatGPTの主な活用方法

スマホアプリ版ChatGPTは、いつでもどこでも手軽にAIを活用できる強力なツールです。
音声入力やタッチ操作を活かした、スマホならではの便利な使い方をご紹介します。

検索

ChatGPTアプリでは、リアルタイムのウェブ検索機能を利用できます。
従来の検索エンジンとは異なり、対話形式で情報を絞り込めるのが大きな特徴です。

例えば、「今日の東京の天気は?」と質問すると、最新の天気情報を取得して回答してくれます。
さらに「明日の予定に影響するかな?」と続けて質問すると、天気予報を踏まえた具体的なアドバイスも得られます。

検索の活用シーン:

  • 最新ニュースや時事問題の情報収集
  • 商品・サービスの比較検討
  • トレンドや統計データの確認

検索活用のコツ:

  • 「最新の」「2025年の」など時期を明示する
  • 「詳しく教えて」「簡単に説明して」など詳細度を指定する
  • 複数の観点から質問を重ねて情報を深掘りする

参考記事:ChatGPTの学習データはいつまで?最新データを取得する3つの方法も解説

壁打ちや文章生成

スマホアプリでは、思考整理や文章作成における相談相手として機能します。
一人で考え込んでしまいがちなアイデア出しも、対話形式で進めることで新たな視点や発想が生まれやすくなります。 また、文章の構成や論理展開に悩んだ際も、客観的なフィードバックを即座に得られるため、効率的に内容を改善できます。
スマホならではの手軽さで、いつでもどこでも質の高い壁打ち相手を確保できるのは大きなメリットです。

壁打ち活用例:

  • 企画やアイデアの相談相手として活用
  • 文章の構成や論理展開についてアドバイスを求める
  • プレゼンテーションの練習相手として利用

文章生成の活用例:

  • ビジネスメールの下書き作成
  • SNS投稿の文案作成
  • レポートや報告書の構成案作成

参考記事:ChatGPTの社内利用で業務効率化!利用例と導入・浸透のポイントを解説

ファイルやURLの要約

ChatGPTアプリでは、PDFファイルや画像ファイルをアップロードして内容を分析・要約できます。
スマホのカメラで撮影した文書も即座に解析でき、外出先でも素早く文書処理が可能になります。
長い報告書や契約書を数分で要点整理できるため、ビジネスパーソンにとって大幅な時間短縮につながります。
従来はパソコンでしかできなかった高度な文書分析が、手のひらの中で完結するのは画期的な変化です。

対応ファイル形式:

  • PDF文書
  • 画像ファイル(JPEG、PNG等)
  • テキストファイル
  • スプレッドシートファイル

活用場面:

  • 長文記事や報告書の要約作成
  • 契約書や仕様書の重要ポイント抽出
  • プレゼンテーション資料の内容整理
  • 手書きメモの文字起こしと整理

ただし、機密情報や個人情報を含むファイルのアップロードは避け、利用規約に従った適切な使用を心がけましょう。

参考記事:ChatGPTで要約を効率化!初心者向け完全マニュアル【今すぐ使えるプロンプト付き】

音声会話

ChatGPTアプリの音声会話機能は、まるで人間と会話しているような自然な対話を実現します。
テキストベースの従来のやり取りとは異なり、音声による直感的なコミュニケーションが可能になります。
リアルタイムでの音声認識により、思考の流れを途切れさせることなく対話を継続できます。

音声会話の特徴:

  • リアルタイムでの音声認識と音声合成
  • 自然な会話のテンポとイントネーション
  • 感情や状況に応じた適切な応答

活用シーン:

  • 語学学習の会話練習
  • プレゼンテーションの練習
  • アイデア出しの相談相手
  • 家事中の情報収集

注意点:無料版では音声会話の回数に制限があります。頻繁に利用される方は有料プランの検討をおすすめします。
参考記事:【2025年最新】ChatGPTの音声会話機能とは?スマホ・PC別にやり方を解説

画像生成

ChatGPTの画像生成機能では、テキストの指示から画像を生成できます。
専門的なデザインスキルや画像編集ソフトがなくても、言葉だけで思い描いたビジュアルを形にできる便利な機能です。
複雑な指示や細かな修正要望も、対話形式で簡単に伝えられるため、理想的な画像により近づけやすくなります。
スマホアプリなら外出先でもアイデアが浮かんだ瞬間に画像生成でき、いつでもどこでも創作活動が可能になります。

画像生成の活用例:

  • プレゼンテーション用のイラスト作成
  • SNS投稿用の画像素材作成
  • アイデアの視覚化
  • 商品イメージの参考資料作成

生成のコツ:

  • 具体的で詳細な指示を与える
  • スタイル(写実的、アニメ風など)を明確に指定する
  • 色調やサイズなどの要件を含める

ただし、著作権や肖像権に配慮し、商用利用する場合は利用規約を十分に確認してください。

参考記事:うさぎでもわかるAI画像生成入門:2025年版最新ガイド

ChatGPT以外のおすすめ生成AIアプリ

ChatGPT以外にも優秀な生成AIアプリが多数存在します。用途に応じて使い分けることで、より効果的にAIを活用できます。

アプリ名開発元特徴料金
GeminiGoogleGoogle検索との連携、Workspaceとの統合基本無料、Advanced:月額2,900円
ClaudeAnthropic長文処理、安全性重視、創作サポート基本無料、Pro:月額20ドル
PerplexityPerplexity AI検索特化、引用元明記基本無料、Pro:月額20ドル
GrokxAIX連携、リアルタイム情報、ユーモア重視基本無料、X Premium:月額980円〜

各AIの詳しい比較や使い方については、こちらの記事をご覧ください。

複数AIを一括利用するなら「ナレフルチャット」

複数の生成AIを使い分けたい方には、ChatGPT・Claude・Geminiなどを一つのアプリで利用できる「ナレフルチャット」がおすすめです。「文章作成にはChatGPT、検索にはPerplexity、創作活動にはClaude」といったように、目的別に最適なAIを使い分けたい方にとって最適なソリューションです。

まとめ

スマホアプリ版ChatGPTは、外出先でも手軽にAIの力を活用できる便利なツールです。無料版でも十分な機能が利用できる一方、有料プランではより高度な機能が利用でき、ビジネスや学習により効果的に活用できます。

本記事のポイントまとめ:

  • 料金体系:無料版から月額3,000円のPlusまで幅広いプランを提供
  • 設定方法:アカウント登録から言語設定まで簡単な手順で完了
  • 活用方法:検索・文章生成・音声会話・画像生成など多様な用途に対応
  • 他社比較:Gemini、Claude、Perplexityなど特徴的な競合サービスも存在

AIツールの活用は、今後のビジネスシーンにおいてますます重要になってきます。まずは無料版から始めて、ご自身の使い方に合ったプランや他のAIサービスとの組み合わせを見つけてみてください。

なお、記事中でご紹介したナレフルチャットでも、2025年9月にスマホアプリ版がリリースされました。

ナレフルチャットは企業全体で月額4万円から利用を始めることができ、利用者数に制限が無いため、手軽に全社へAIを導入することができます。
スマホでのAI活用をより充実させたい方は、ぜひ一度お試しください。

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【運営チーム】n-kuno

ナレフルチャット運営チーム所属のn-kunoです。
毎日試行錯誤しながら、生成AIを使った業務効率化について学んでいます。
新人だからこそ気付ける“つまずきポイント”を共有し
同じ悩みを抱える皆様のお役に立てれば嬉しいです。
よろしくお願いします!

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